バカラのコミッションについて

バカラのコミッションについて1

カジノを運営するにあたり、胴元は全てのゲームにおいていわゆる寺銭を徴収する。この寺銭は顧客感情を配慮し、ルール設定の有利不利や配当オッズで調節され目に見えるような形での徴収は避けるのが通常である。これはバカラの場合においても同様なのだが、「コミッション」という言葉を使用していることから誤解が生じやすい。

(誤解1)バカラの控除率=コミッションである

ベット額に対するカジノの収益率を控除率(ハウスエッジ)と呼ぶことがある。特にコミッションが5%と設定されていることが多いことから、バカラの控除率=5%と誤解されやすい。これは間違いで、実際はプレイヤーサイド、バンカーサイドともにほぼ同等の1%程度になるように設定されていることが多い。
バカラというゲームはルール上、バンカーがプレイヤーよりやや勝ちやすい構成となっている。よってプレイヤーサイドのベットはルールの不利で1%というハウスエッジを作り出し、バンカーサイドはルール的に有利で勝率も高いのだが配当オッズが低い(この場合、0.95倍)という形で1%というハウスエッジを作り出している。

バカラのコミッションについて2

コミッションの設定はすなわちバンカーサイドの配当オッズの設定に他ならないが、これはカジノが任意に決定するもので、バンカーサイドのハウスエッジすなわちカジノの収益を左右するものである。
もっともポピュラーなコミッション=5%の場合だと、バンカーのハウスエッジは約+1%となる。コミッション=2.75%のときバンカーのハウスエッジがほぼ±0%となり、これより小さいコミッションの設定だとハウスエッジは負の値となりカジノは赤字となる。
しかしプロモーションの一環として期間限定でコミッション0%などキャンペーンを実施するカジノもある。

(誤解2)コミッションを取らないバカラ

カジノによっては"No Commission Baccarat"や"Commission Free Baccarat"等の名前でコミッションを取らないと銘打つバカラも存在するが、実際には「バンカーが6で勝利した場合のみコミッションを50%を徴収」などの例外ルールを設けている。これはざっくり言えば毎回5%のコミッションを徴収するか、10回に1回だけ50%のコミッションを徴収するかの差であり形は違えど実質的にはコミッションを徴収している。
これは1日何万ゲームとこなすカジノからすれば大した差ではないことだが、短時間で遊ぶプレイヤーの立場で見ればまったくコミッションを支払わずにゲームを終了することもあり、コミッションに関してよりギャンブル性が高まったゲームと言える。

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